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近年、地球環境への関心が高まる中で、私たちの日常生活においても環境問題への意識が重要になってきています。style table(スタイルテーブル)は、「自分と周りと地球に優しく生きる」をビジョンに掲げ、オーガニックやプラスチックフリー、ヴィーガンをテーマとしたエシカルなライフスタイルを提案するセレクトショップです。環境に配慮した商品の提供を通じて、お客様が気軽にエシカルな選択ができる場を創造しています。
今回は、私たちが直面している環境問題と、それを解決するための再生エネルギーについて詳しく見ていきましょう。太陽光、風力、水力といった再生可能エネルギーの仕組みや生活への取り入れ方について、具体的にご紹介します。
目次
深刻化する環境問題の現状

現在、地球は様々な環境問題に直面しています。気候変動は最も深刻な課題の一つであり、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書によると、人間活動によって地球の平均気温は産業革命前と比べて約1.1度上昇しています。
プラスチック汚染も深刻な問題です。国連環境計画(UNEP)のデータによると、毎年約800万トンのプラスチックが海洋に流入しており、このままのペースが続けば2050年には海中のプラスチック量が魚の重量を上回ると予測されています。また、森林破壊も続いており、毎年約1000万ヘクタールの森林が失われているという報告もあります。
これらの環境問題は相互に関連し合っており、生態系の破壊、生物多様性の損失、水質汚染、大気汚染など、様々な形で私たちの生活に影響を与えています。しかし、一人ひとりの意識的な選択によって、これらの問題に対処することは可能です。
注目の「再生エネルギー」とは何か

再生エネルギー(再生可能エネルギー)とは、自然界に存在するエネルギー源のうち、永続的に利用できるもののことを指します。経済産業省の定義によると、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどが主要な再生可能エネルギーとして挙げられています。
従来の化石燃料とは異なり、再生エネルギーは使用してもエネルギー源が枯渇することがなく、発電時に二酸化炭素をほとんど排出しません。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の報告によると、再生可能エネルギーの発電コストは年々低下しており、多くの地域で従来の火力発電よりも安価になってきています。
再生エネルギーの最大の特徴は、環境負荷が少ないことです。発電過程で温室効果ガスの排出量が極めて少なく、大気汚染や水質汚染のリスクも低いため、地球環境の保護に大きく貢献します。また、エネルギーの自給自足が可能になることで、エネルギー安全保障の向上にもつながります。
主要な再生エネルギーの種類と特徴

太陽光発電
太陽光発電は、太陽電池を使って太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する技術です。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、日本の太陽光発電設備容量は2020年度末時点で約75ギガワットに達しており、世界第3位の規模を誇っています。
太陽光発電の最大の利点は、設置場所を選ばないことです。住宅の屋根から大規模な発電所まで、様々な規模で導入が可能です。また、発電時に騒音や排気ガスを出さないため、住宅地でも安心して設置できます。メンテナンスも比較的簡単で、適切に管理すれば20年以上の長期間にわたって発電を続けることができます。
近年では、太陽電池の効率向上とコスト削減が進んでおり、家庭用の太陽光発電システムも導入しやすくなっています。蓄電池と組み合わせることで、昼間に発電した電力を夜間に使用することも可能になり、エネルギーの自給自足に近づけることができます。
風力発電
風力発電は、風の力で風車を回転させ、その回転エネルギーを電気エネルギーに変換する技術です。日本風力発電協会のデータによると、日本の風力発電設備容量は年々増加しており、特に洋上風力発電の開発が注目されています。
風力発電の特徴は、風さえあれば昼夜を問わず発電できることです。特に海上では安定した強い風が得られるため、洋上風力発電は大きなポテンシャルを持っています。また、風力発電設備の下の土地は農業や牧畜業などに引き続き使用できるため、土地の有効活用が可能です。
技術の進歩により、風力発電の効率は向上し続けており、より低風速でも発電できる風車の開発が進んでいます。また、騒音の問題も改善されており、環境への配慮も進んでいます。
水力発電
水力発電は、水の落下エネルギーや流れるエネルギーを利用して発電する技術で、再生可能エネルギーの中でも最も歴史が古く、技術的に成熟しています。電気事業連合会によると、水力発電は日本の電力供給の約8%を担っており、重要な電源の一つとなっています。
水力発電の大きな利点は、発電量の調整が容易であることです。電力需要の変動に応じて発電量を迅速に調整できるため、電力系統の安定化に重要な役割を果たしています。また、ダムを建設する場合は、発電だけでなく治水や利水といった多目的に活用できます。
近年では、既存のダムに発電設備を追加する「既設ダム活用」や、小さな河川でも設置できる「小水力発電」の開発が進んでおり、より多くの場所で水力発電を活用できるようになっています。
再生エネルギーを生活に取り入れる方法とは

再生エネルギーを日常生活に取り入れる方法は多岐にわたります。最も身近な方法は、再生可能エネルギーで発電された電力を供給する電力会社を選ぶことです。環境省では、再生可能エネルギー100%の電力プランを提供する事業者の情報を公開しており、消費者が選択しやすい環境を整備しています。
家庭レベルでは、太陽光発電システムの設置が現実的な選択肢です。初期投資は必要ですが、発電した電力を自家消費することで電気代を削減できるほか、余剰電力は電力会社に売電することも可能です。また、太陽熱温水器を設置することで、給湯にかかるエネルギーを削減することもできます。
小型の風力発電機や小水力発電機も、適切な立地条件があれば家庭での利用が可能です。特に農村部や山間部では、これらの設備を活用することで、よりエネルギーの自給自足に近づけることができます。
さらに、エネルギー効率の高い家電製品を選ぶことも重要です。LED照明への切り替え、省エネ型のエアコンや冷蔵庫の使用、断熱性能の向上など、エネルギー消費を減らす取り組みと再生エネルギーの活用を組み合わせることで、より効果的な環境負荷の削減が可能になります。
私たちにできる環境への取り組み

再生エネルギーの活用以外にも、日常生活の中で環境問題に取り組む方法は数多くあります。まず、3R(Reduce、Reuse、Recycle)の実践が基本となります。無駄な消費を減らし、物を大切に長く使い、適切にリサイクルすることで、資源の消費と廃棄物の発生を抑制できます。
プラスチック使用量の削減も重要な取り組みです。マイバッグやマイボトルの持参、詰め替え可能な商品の選択、プラスチック包装の少ない商品の購入など、身近なところから始められる取り組みがあります。
交通手段の見直しも効果的です。公共交通機関の利用、自転車や徒歩での移動、カーシェアリングの活用など、二酸化炭素の排出量を減らす移動方法を選択することができます。また、テレワークの活用により、通勤による環境負荷を削減することも可能です。
食生活においても、地産地消を心がける、オーガニック食品を選ぶ、食品ロスを減らすなど、環境に配慮した選択ができます。特に、プラントベース(植物性)の食品を増やすことは、温室効果ガスの削減に大きく貢献します。
衣類についても、長く着られる質の良いものを選ぶ、古着を活用する、衣類の適切なケアを行うことで、ファッション産業による環境負荷を減らすことができます。
未来への投資としてのエネルギーの選択

環境に配慮した選択は、単なる制約ではなく、未来への投資として捉えることが重要です。再生エネルギーや環境技術の発展により、新たなビジネスチャンスや雇用機会が創出されています。国際労働機関(ILO)の報告によると、グリーンエコノミーへの移行により、2030年までに世界で約2400万の新たな雇用が創出されると予測されています。
また、環境に配慮したライフスタイルは、健康面でもメリットがあります。自然由来の製品の使用、オーガニック食品の摂取、環境の良い場所での生活など、地球に優しい選択は人間の健康にも良い影響を与えることが多くあります。
企業においても、ESG投資の観点から、環境への取り組みが重要視されています。消費者の環境意識の高まりにより、環境に配慮した商品やサービスへの需要が増加しており、企業にとって環境対応は競争力の源泉となっています。
将来世代のことを考えると、今私たちが行う環境への投資は、子どもたちや孫たちにより良い地球環境を残すことにつながります。ネイティブアメリカンの「7世代先の子どもたちのことを考えて行動する」という価値観のように、長期的な視点で環境問題に取り組むことが大切です。
環境問題への取り組みは、一人ひとりの意識的な選択から始まります。日々の生活の中で、地球に優しい選択を積み重ねることで、大きな変化を生み出すことができるのです。style table(スタイルテーブル)では、そんな意志を持った選択をサポートする、環境に配慮したアイテムを豊富に取り揃えています。オーガニックやプラスチックフリー、ヴィーガンをテーマとした商品を通じて、あなたの地球に優しいライフスタイルを応援いたします。ぜひ、お近くの店舗やオンラインストアで、あなたにぴったりのエシカルなアイテムを見つけてみてください。
