環境問題を解決する身近な取り組み|食品ロス削減から始めよう

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2025.10.11

私たちの生活を取り巻く環境問題は、年々深刻化しています。気候変動、海洋プラスチック汚染、生物多様性の減少など、地球規模での課題が山積している中で、一人ひとりができることを考えることが重要です。style table(スタイルテーブル)では、「自分と周りと地球に優しく生きる」をコンセプトに、エシカルでサスティナブルな商品を通じて、お客様が日常生活の中で地球環境に配慮した選択をするお手伝いをしています。今回は、身近な環境問題の一つである食品ロスを中心に、私たちが今日から始められる具体的な取り組みについて詳しくご紹介します。

深刻化する食品ロス問題の現状

食品ロスは、世界規模で深刻な環境問題となっています。国連食糧農業機関(FAO)の報告によると、世界で生産される食料の約3分の1に当たる年間約13億トンが廃棄されており、これは深刻な資源の無駄遣いを意味しています。

日本においても食品ロスは大きな課題です。農林水産省の発表によると、日本の食品ロス量は年間約570万トン(2019年度推計)で、これは日本人一人当たり年間約45キログラム、毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てている計算になります。この数字は、国連世界食糧計画(WFP)が途上国に援助している食料の約1.2倍に相当する量で、いかに大きな問題かがわかります。

食品ロスが環境に与える影響は多岐にわたります。食料生産には大量の水、エネルギー、土地が必要であり、廃棄される食品はこれらの資源の無駄遣いを意味します。また、廃棄された食品は焼却処理される際に二酸化炭素を排出し、地球温暖化の一因となっています。さらに、食品廃棄物が埋め立て処理される場合、メタンガスが発生し、これは二酸化炭素の約25倍の温室効果を持つとされています。

食品ロスの発生場所も様々で、生産段階、流通段階、小売段階、そして最終的に消費者の手に渡った後の家庭での廃棄まで、サプライチェーン全体で発生しています。特に日本では、家庭での食品ロスが全体の約半分を占めており、私たち一人ひとりの行動が問題解決の鍵を握っています。

家庭で始める食品ロス削減の具体的な方法

食品ロス削減は、家庭レベルでの取り組みから始めることができます。まず重要なのは、計画的な買い物です。買い物前に冷蔵庫の中身を確認し、必要な分だけを購入することで、無駄な食材の購入を防げます。買い物リストを作成し、それに従って買い物をすることも効果的です。

食材の保存方法を工夫することも大切です。野菜は適切な温度と湿度で保存することで長持ちします。例えば、根菜類は冷暗所で、葉物野菜は冷蔵庫の野菜室で保存すると鮮度を保てます。また、冷凍保存を活用することで、食材の保存期間を大幅に延ばすことができます。肉類や魚類は購入後すぐに小分けして冷凍保存し、使う分だけ解凍することで、食材を無駄なく活用できます。

料理の際も工夫次第で食品ロスを減らせます。野菜の皮や茎も栄養価が高く、工夫次第でおいしく食べられます。大根の葉はふりかけに、ブロッコリーの茎はきんぴらにするなど、普段捨てがちな部分も有効活用できます。残り物を活用したリメイク料理も、食品ロス削減の有効な手段です。

賞味期限と消費期限の違いを正しく理解することも重要です。賞味期限は「おいしく食べられる期限」であり、過ぎても安全性に問題がない場合が多いのに対し、消費期限は「安全に食べられる期限」です。この違いを理解することで、まだ食べられる食品を無駄に捨てることを防げます。

食事の量を適切に調整することも大切です。作りすぎを防ぐために、家族の人数や食べる量を考慮して調理量を決めましょう。外食の際も、自分が食べきれる量を注文し、残った場合は持ち帰りができるかお店に確認することも一つの方法です。

食品選びでも環境に配慮することができる

食品ロス削減と合わせて、食品選びの段階から環境に配慮することも大切です。地産地消を心がけることで、輸送にかかるエネルギーを削減できます。地元で生産された旬の食材を選ぶことは、新鮮でおいしい食事を楽しめるだけでなく、地域経済の活性化にもつながります。

オーガニック食品の選択も環境保護に貢献します。有機栽培は化学肥料や農薬の使用を控えるため、土壌や水質の保全に役立ちます。また、生物多様性の保護にも寄与し、サスティナブルな農業の推進につながります。オーガニック食品は、自然本来の栄養価を保ちながら、環境負荷を軽減する選択肢として注目されています。

パッケージにも注目しましょう。過度な包装を避け、リサイクル可能な素材を使用した商品を選ぶことで、廃棄物の削減に貢献できます。量り売りや簡易包装の商品を選ぶことも効果的です。最近では、プラスチック包装を減らした商品や、生分解性の包装材を使用した商品も増えています。

フェアトレード商品を選ぶことも重要な取り組みです。フェアトレードは、発展途上国の生産者に適正な価格で商品を購入する仕組みで、持続可能な生産を支援し、社会的な公正性を促進します。コーヒーや紅茶、チョコレートなど、様々なフェアトレード商品が市場に出回っており、消費者として社会的責任を果たす選択ができます。

食品廃棄物の有効活用とリサイクル

食品廃棄物をただ捨てるのではなく、有効活用する方法もあります。コンポストを活用することで、野菜くずや果物の皮を堆肥に変えることができます。ベランダでも始められる小型のコンポストもあり、都市部でも取り組みやすくなっています。家庭で作った堆肥は、ガーデニングや家庭菜園に活用でき、循環型の生活を実践できます。

生ごみ処理機を活用することも一つの方法です。電動の生ごみ処理機は、微生物の力で生ごみを分解し、堆肥にすることができます。多くの自治体で購入補助金制度があるため、導入しやすくなっています。処理された生ごみは体積が大幅に減り、臭いも軽減されるため、キッチンの環境改善にもつながります。

食品廃棄物をリサイクルする地域の取り組みに参加することも大切です。多くの自治体で生ごみの分別収集が行われており、バイオガス発電や堆肥化に活用されています。正しい分別に協力することで、資源の循環利用に貢献できます。

地域のフードバンクやフードシェアリングの活動に参加することも有効です。まだ食べられるのに廃棄される予定の食品を、必要としている人々に届ける仕組みに協力することで、食品ロスの削減と社会貢献を同時に実現できます。

日用品選びでできる環境配慮

食品以外の日用品選びでも環境への配慮は可能です。洗剤や化粧品を選ぶ際は、生分解性が高く、環境に優しい成分を使用した商品を選びましょう。合成界面活性剤や化学物質を控えた製品は、使用後に環境中に放出されても自然に分解されやすく、水質汚染の防止につながります。

化粧品選びでは、動物実験を行っていないクルエルティフリーの商品や、持続可能な原料を使用した商品を選ぶことも大切です。また、詰め替え用商品を活用することで、容器の無駄を削減できます。ミニマルな包装で提供される化粧品や、リフィル可能な容器を使用したブランドも増えており、環境に配慮しながら美容ケアを楽しむことができます。

プラスチックフリーの商品を選ぶことも重要な取り組みです。竹製の歯ブラシ、ステンレス製のストロー、蜜蝋ラップなど、プラスチックの代替品が数多く開発されています。これらの商品を使用することで、海洋プラスチック汚染の削減に貢献できます。

衣類の選び方も環境に大きな影響を与えます。オーガニックコットンや麻、竹繊維などの天然素材を選ぶことで、化学物質の使用を減らし、生分解性の高い製品を選択できます。また、長く愛用できる質の良い衣類を選ぶことで、ファストファッションによる環境負荷を軽減できます。

意識を変える小さな習慣づくり

環境問題への取り組みは、大きな変化よりも小さな習慣の積み重ねが大切です。マイバッグやマイボトルの持参は、今や多くの人が実践している環境配慮の習慣です。これらを日常的に使用することで、使い捨てプラスチックの削減に大きく貢献できます。さらに、マイカップやマイ箸を持参することで、より多くの使い捨て製品の使用を避けることができます。

エネルギー使用量を意識することも重要です。冷蔵庫の設定温度を適切に保つ、使わない電気はこまめに消す、LED電球に交換するなど、日常的にできる省エネの取り組みがあります。これらは光熱費の削減にもつながり、家計にも優しい取り組みです。エアコンの設定温度を夏は28度、冬は20度に調整することで、大幅な省エネが実現できます。

水の使用量を減らすことも環境保護につながります。歯磨きや洗顔の際に水を出しっぱなしにしない、食器洗いでは溜め洗いを活用するなど、日常的な習慣を見直すことで水資源の保護に貢献できます。シャワーの時間を短縮することや、節水型のシャワーヘッドに交換することも効果的です。

移動手段を見直すことも環境負荷軽減につながります。近距離では自転車や徒歩を選択し、公共交通機関を積極的に利用することで、二酸化炭素の排出量を削減できます。カーシェアリングやオンライン会議の活用も、移動に伴う環境負荷を軽減する有効な手段です。

デジタル化を進めることも環境配慮の一環です。請求書や明細書の電子化、デジタル決済の活用、オンラインでの情報収集など、紙の使用量を減らす取り組みを進めることで、森林資源の保護に貢献できます。

地域コミュニティでの環境活動

個人レベルでの取り組みに加えて、地域コミュニティでの環境活動に参加することも重要です。地域の清掃活動や植樹活動に参加することで、直接的な環境改善に貢献できます。また、近隣住民と環境問題について情報交換を行うことで、より効果的な取り組みを見つけることができます。

地域の農家や生産者と直接つながることも有効です。直売所や農家マーケットを利用することで、新鮮で地元産の食材を購入でき、輸送による環境負荷を削減できます。また、生産者の顔が見える関係を築くことで、食材への愛着も生まれ、食品ロスの削減にもつながります。

学校や職場での環境教育や啓発活動に参加することも大切です。次世代に環境問題の重要性を伝えることで、持続可能な社会の実現に向けた長期的な取り組みが可能になります。環境に関するワークショップや勉強会を開催することも、コミュニティ全体の意識向上に貢献します。

環境に優しい生活を始めるなら

環境問題への取り組みは、一人ひとりの意識と行動から始まります。食品ロス削減、環境に配慮した商品選び、資源の有効活用など、私たちができることは数多くあります。これらの取り組みを継続していくためには、環境に優しい商品を手軽に購入できる環境が重要です。

style table(スタイルテーブル)では、オーガニック、プラスチックフリー、ヴィーガンにこだわった商品を取り揃え、お客様が環境に配慮した選択をしやすい環境を提供しています。日々のお買い物で自分や周りの暮らしを豊かにしながら、地球環境の保護にも貢献できる商品を見つけに、ぜひお近くの店舗にお越しください。

環境に優しい生活は、決して難しいものではありません。小さな変化から始めて、徐々に取り組みの範囲を広げていくことで、無理なく持続可能な生活スタイルを築くことができます。一人ひとりの行動が積み重なることで、大きな変化を生み出すことができるのです。小さな一歩から始めて、持続可能な未来づくりに一緒に取り組んでいきましょう。