エシカル、サスティナブルを意識したアイテムを扱うセレクトショップでありながら、【贈りもの】ではラッピング資材を使うことになる。
そこに葛藤があった。
何とかできないんだろうか。
わたしたちが出した答えは、未来の子どもたちや地球にやさしい簡易包装を行うこと。

　・無料レジ袋の廃止
　・再生紙のショッパーを有料で提供
　・オリジナルエコバッグの販売

幾多の議論の末、「日本伝統のふろしきでラッピングしたらどうだろう。」という意見が。
その理由は次の3点です。

①ごみが出ない
②ラッピングをほどいた後も使い道がある
③日本の伝統であり、つかい方の知恵を後世に伝えていくことができる

ふろしきは、日本伝統の包み布として、古くから親しまれてきた文化です。

古風な印象をもたれがちですが、最近では日本の美意識をより引き立てるデザイン性のある素材・色・絵柄のふろしきも多くあります。

ひろげたときの美しさはもちろん、包んだときの立体的な美しさは、いまの時代になっても”いいもの”として受け継がれています。

竹久夢二（1884〜1934）
大正ロマンを象徴する画家。美人画で有名だが、一方で日用品デザインにも力を注ぎ、
日本のグラフィックデザインの先駆者として活躍。
大胆な柄いきと独特の色合いが特徴の夢二の作品がふろしきのデザインに。
当店では『つなぎだんご』の柄をチョイス。和モダンな柄は現代でも使いやすく、
生活の中でもアクセントに。